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2006/01/07

哀しい悪寒

予感とはあなたの後ろにいる人が耳打ちしている悪寒なのです

後ろから囁く声は脅しではなくてあなたを導く光


昨年のラストに読んだ本は、よしもとばななさんの「王国 その3 ひみつの花園」でした。

「王国シリーズ」はこれにて終結。
その3は悲しい結末とも読める、現実的に誠実に生きた人の結論が出ていた。

うんうんうなづきながら読んだにせよ、すごーくイライラもした。
主人公の短所が目に付いてしょうがなかったから。

独善的で頑固で、人や未来を見抜いてしまうところ。
自分だけが正しいと信じきっていて、そうあることを認める周囲がいるところ。

そんなのずるいじゃないかー!!(特に後者)

それでも、この小説は「予感」の重大な使命について書いているところが良かった。
傷つく結末を呼ぶ「予感」にも目を背けてはいけない、って思った。

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