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2006/02/26

甘い猫、その後

大好きな君とあの子をまとってるコンビニ脇のきれいな夜空


昨夜近所のセブンイレブンに寄ったら、あの猫がいた。
気品があって、わたしにまとわりついたあの野良猫。

以前「甘い猫」というところで書いたのですが、
記憶にありますでしょうか。

もう会えないかなと思ってたけどやっぱりいたんだ。
嬉しくなって近付こうとした。でも猫は気付いてくれない。
それに、近付いちゃいけない感じがあった。

その猫ととてもきれいな距離感を保っている先約がいたからだ。
青いジャンバーを着ている男の子。
その子はゆっくりとした動作で、猫にポテトかなんかをあげていた。

わたしはそのシーンを見て、一瞬の間に傷ついて、そして嬉しくなった。
その二つが一瞬にきたものだから、なんだこの気持ちは、と焦った。
ドキドキ、ドキドキした。

初めて見た日から餌を猫にあげたいと思っていた。
そのチャンスがきたのにできなかったことが残念だった。
だけど彼の振る舞いの親しげな様子を見てたら、
しみじみと感激してしまった。

そんなシーンはよくあることだろうし、
特別その男の子がきれいだった訳じゃないんだけど、
その雰囲気は素敵だった。

見ていたいなと思う気持ちと邪魔しちゃいけないという気持ちが混じって、
わたしはじたばたとチャリをひいて、ぎりぎりまで猫と彼を盗み見した。

そうしたら、猫にも彼にもその視線がばれてしまったので、
急いでチャリに乗って逃げてきた。

帰ってきてもしばしドキドキが止まらず、あぁ、やばい、恋に落ちる、と思った。

これは猫のことだからあれだけど、猫が「大好きな人」だとしたら…。

そういうことは多いにありえる。

にゃー。

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コメント

心ときめく出会い・・・なんか、楽しくなりそうな予感がする歌ですねー。
勝手な思い込みかもしれないけど、ユメギワさんの歌って、恋愛中とか失恋とかのイメージが強かったけど・・・これを見て、「夢見る少女ユメギワはけ〜ん♪」って、思ってしまった(笑)
えらそうかもしれませんが、めったに見せないユメギワさんの素顔を垣間見た感じですw

投稿: 送陽人 | 2006/02/27 14:22

最後の「にゃー」、の部分を「キャー」と読み間違えて
ユメギワちゃん、かわいいなぁと微笑んでました 

男の子にも猫ちゃんにも盗み見がバレちゃうなんて。
大急ぎで自転車をこぐユメギワちゃんがなんとなく想像できるな~

寺山修司氏の作品に「猫」という字と「恋」という字を
入れ替えてみる、という詩がありましたね
猫と恋、はよく似合うのかな

また再会できるといいね、 そしてこのブログでまた続編が読みたいな

投稿: にょろこ | 2006/02/27 17:24

「ある意味、全ての作品が自伝であるし、
 全ての作品が自分のことを書いていない、
 そういうスタンスでおります。」

つい最近、よしもとばななさんのHPで
「今後、自伝は書きますか?」という質問にこう答えていました。

送陽人さんが感じていたわたしも、
素顔だと思ったわたしも、
短歌の中のわたしは、自伝であって、自分のことじゃないなぁ、と思います。

だからは短歌は面白いですね。
わたしは、短歌じゃないとそれがうまくできなかったんです。

それから、どっちかと言えば、ネット上の名前につけちゃうぐらいですから、夢見がちです!
断言します。

さて、今回の短歌は、好きな人の好きな人、
つまりライバルをむしろ好きになっちゃうみたいな、
完全に「負け」を歌った歌なんです。

ただ明るい印象では伝わってたみたいですね。
けっして暗い気持ちではなく、100%の負けじゃないですから、明るいはずなのです。

また猫と彼、見たいなって思います。
村上春樹が描く世界みたいな
素敵なことを見せてくれないかなぁと期待しつつ。

それと、寺山修司は猫をテーマにした詩をいっぱい残していましたね。
にょろこさんにもらった詩集、読み返してみました。

例のは「名詞」という詩ですね。
恋が猫になったら、つまり、猫に落ちる、
ってことになって、ちょっと面白いなって思いました。

投稿: ユメギワ | 2006/03/01 01:08

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