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2006/08/04

池袋の朝

想い出の青いラインがこだまする眼鏡をかけ始めた僕に


仕事で必要な書籍を買いに朝一番で池袋のジュンク堂へ行った。朝の池袋は夕方以降に比べると人が1/3しかいなくて不潔感がぐんと下がる。

早々と探していたものを見つけてジュンク堂から外に出たら、ちょうど真ん前の200mぐらい遠くに、西武線の銀色に青いラインの入った車両が見えた。駅に入るところだったようだ。

今まで気付いていなかったけど、ジュンク堂から西武線が見えるんだね。

学生時代の二年間、あの電車を使っていたんだよなぁ、と思い出した。

なんだか、そのふとした景色が、本当にささやかだけど、わたしへのギフトに思えた。

一瞬で、それで元気になってしまう、というような効力は持たない景色ではあるけど、自分はちょっと気持ちが疲れてるかもしれないなぁと気付かされた。

想い出は自分をよくよく生かしてくれているなぁ。

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コメント

ユメギワちゃん 今日のエントリーのお陰で
お仕事中、やんわりとした気持ちになりました

 今丁度吉本ばななさんの本を読んでいるからかな
今日の文章のタッチがすごくばななさんチックに感じられました
 とくに”不潔感がぐんと下がる”って部分(私へのギフトとかも。)
 私も池袋ってごみごみしててあまり好きな町じゃないけれど、
学生時代の電車っていうのは、その電車の中に
特別なストーリーとか思い出がなくても思い出になるものですよね
 私は京王線組みだったけど、やっぱりあの頃電車の車窓から見ていた
景色はなんとはなしに今でも好きです
 ちょっと疲れているお気持ちを土日でねぎらってください

投稿: にょろこ | 2006/08/04 16:22

そんな風におっしゃってくださって嬉しいです。ばななさんは内容だけじゃなくて文体も好きです。同じような気配を感じとってくださってありがとうございます。

それから「学生時代の電車っていうのは、その電車の中に特別なストーリーとか思い出がなくても思い出になるものですよね」っていうコメントを読んで、「なるほどー!」と思いました。

そうですね!
そう!

別に車内で何かがあったとかじゃなくて、その時代の強烈な「象徴」の一つなんですよね。

いいことに気付けたなぁ、ありがとうございます!

投稿: ユメギワ | 2006/08/04 19:15

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