« ワンダーフォーゲル(泣く声、その後) | トップページ | 多摩川の輪郭 »

2006/08/16

ゲド戦記

間違いを間違えたまま飛び立った空は合図をしてはくれない

Y字路で影を追っかけ似合う場所似合う寂しさ見つけてゆくの

かくれんぼ逃げ惑ってる君こそが鬼だと知ったら寂しいですか

朝がきて夜を向かえるようにただ僕はあなたに会いにゆくんだ

泣き声と共に開いたパンドラの箱運命は割れたりしない

マッチ棒集めてみても運命を長押ししても終わらせられない

自分だけ自分に聞かせるためだけに涙を許す歌を歌おう

肉体は誰かのために使うもの命はお数珠の中にしまうの

抱き締めてくれたらいいな平気だと言って欲しいな僕らの声で

紫の実が涙目で誘うから舐めて忘れたいことを知る


ジブリ最新作「ゲド戦記」を見てつくった連作短歌でございます。

|

« ワンダーフォーゲル(泣く声、その後) | トップページ | 多摩川の輪郭 »

コメント

ユメちゃん帰ってきたよ!
ゲド戦記は宮崎駿さんの息子さんが
初めて監督した作品なんですよね
 私も気になっている映画です

 一度にたくさんユメギワちゃんの歌を楽しめてうれしいな。
この中で一番目の短歌でハッとしました
私も間違いを間違えたまま飛び立っていたのかもしれない
だから合図をもらえずに大きな決断が出来ずにいたことが
ありました

投稿: にょろこ | 2006/08/17 16:20

映画を見ていらっしゃらないにょろこさんにも、伝わる短歌があったようで良かったです。

ちょっと一度に出しすぎてしまったかもな、と今さら思いました。「ゲド戦記」に対する批判が多かったので、やけになってたくさん詠んでしまいました。

それから、合図してくれるのは自分だから、自分にとってしっくりくるようにしていたら、いい決断ができるんじゃないかって気がします。

投稿: ユメギワ | 2006/08/19 00:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75155/11468177

この記事へのトラックバック一覧です: ゲド戦記:

« ワンダーフォーゲル(泣く声、その後) | トップページ | 多摩川の輪郭 »