« よしもとばななさん「王国」を読んで | トップページ | マーブルのこと、その2 »

2006/12/15

マーブルのこと、その1

雨のない日が続くのはつまらない=奇跡はたまにおこるからいい


わたしが住むマンションの二階には大家さん夫婦が住んでいて、
ゴールデンレトリバーを一匹飼っている。
名前をマーブルという。
階段のすぐ下にいつもいる。

マーブルは両手で抱えてやっとな大きさで、存在感と威厳がある。

今までの人生は団地住まいで犬と縁がなく、
昔ブルドッグに追いかけられたトラウマ?で、
どちらかと言えば犬は苦手だった。

マーブルは階段の下に特等席があり、
朝出るときには散歩を終えて寝そべっている。
だから、横を通らないとうちに入れない。

犬のいるところに住むのは不安だった。
けど、不動産屋さんがいうには
「大きいのに全然吠えない犬なんだよ」。

初めてマーブルに会ったときも吠えなかった。
ならばいいと思った。

賃貸契約日、大家さんに初めてお会いしたときに、
その犬のことを聞いてみると、
白い肌がピンク色に染まって、すごくいい笑顔になって、
マーブルのことをさらさらと褒めた。
それまで必要以上に喋らなかったのに。
通り沿いに番犬のように寝そべっているマーブルが縁となって、
友達ができて、ゴルフコンペもやったと言っていた。

その様子を見ていて、「信頼できる大家さんだな」って、
思ったのだった。

実際に暮らしてみると、犬嫌いなんてことはなくて、
どんどんマーブルが大好きになってゆく。

郵便屋さんが配達ついでに話しかけている姿を見たこともあるし、
老夫婦が立ち止まってるのも、
小さい子供が頭を撫でてあげてるのも見た。
どれもが素敵なシーンで、見とれてしまう。

そういうときも媚びる様子がまったくなく、
表情も変えずにクールなマーブルをかっこいいと思った。
なんていうか高貴な感じがするのだ。

マーブルには、会える日と会えない日があって、
それは朝の散歩のタイミングと、
わたしが外出するタイミングの問題なのだけれど、
それは大家さんの仕事のタイミングとか、
ゴミ出しがあるとかないとか、
色々なタイミングの中で成り立っていて、
それらがうまくかみ合ったときはとっても嬉しい。

朝から今日はラッキーだなって思う。占いみたいな感じ。

マーブルについては、まだまだつづく。

今回の短歌はイマイチだけど、
どうしても書きたいことがあるのでアップしました。

|

« よしもとばななさん「王国」を読んで | トップページ | マーブルのこと、その2 »

コメント

うちにもごんぱといいますラブラドール犬がおります。
夕方から朝の散歩まで玄関の中にいて、日のあるうちはお外の自室で郵便屋さんやペリカン便屋さんや近所の子供達があいさつにきてくれるのを楽しみにまっているのよ。

先日朝8時ごろ、ごんぱが激しくほえてるから目が覚めて窓から下をみてみると、登校途中の3年生くらいの男の子達がごんぱに向かって

「ばーかばかばかばか
しねしねしねしね」 と。
 
するとうちの前に住むめぐちゃんを迎えにきた女の子が

「あんたたちうるさいわよ!!
どっかいって!!」 と。

下にいって窓開けてあいさつすると、
「さっきごんちゃんいじめられてたの」 だって

かわいいよね。いじめてたわるがきもかわいいよ
今は外で犬飼ってる人が少ないんだって。
マーブルも外でみんなを眺めて楽しいだろうね♪

投稿: なる | 2006/12/25 14:48

なるちゃん!いいエピソードをありがとうね~。

その女の子は「ごんちゃん」って呼んでるんだ。
きっとその子とごんちゃんにも色々な思い出があって、
それは、飼い主さんも知らないようなものなんだろうね。
その男の子たちも、ごんちゃんをかまいたかったんだろうね。

以前テレビで、とある古本屋で買われている猫の散歩を、
隠しカメラで追うっていう企画がやってて面白かったよ。

その猫さんたちは、飼い主さんの知らないうちに、
知らないお家に自然に上がりこんで、かわいがってもらってた。
その家のおじいちゃんは、猫さんたちに名前をつけて、
遊びにくるのを待っているようだったよ。

そういうのって、結構
なかなか都会では難しいのかなぁ。

投稿: ユメギワ | 2006/12/25 17:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75155/13078591

この記事へのトラックバック一覧です: マーブルのこと、その1:

» 子どものためのアニマルセラピー [犬猫ペット用品ドットコム]
動物は情緒不安定な子どもにとってどんな影響を与えるのか。ペットによる子どもの心理療法の具体的テクニックを提案するアニマルセラピーを紹介。癒し効果のみならず、身体的・精神的治療をも目的としている。 [続きを読む]

受信: 2006/12/15 21:21

« よしもとばななさん「王国」を読んで | トップページ | マーブルのこと、その2 »