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2007/07/12

「自由学園明日館」へ

斜陽さす窓辺に屈折する涙会えない二人にこぼれる光

Photo_19   Photo_20   Photo_21

フランク・ロイド・ライトが建築した
「自由学園明日館」に行きました。

この日は、七夕。
入口には、結婚式をする二組の予約を告げる掲示板があり、
中には入れませんでした。
通常の日は見学料を払って、建物の中に入れるのだけれど。

今年は「2007年7月7日」で「777」だから、
結婚する人が多かったんだって。

マンションの営業マンをしている友人からは、
この日に「707」号室の契約を決めたという話を聞いた。
「一生の思い出になると思いますよ」と薦めたらしいです。
ナイス営業トーク! でも、その通りだね。
思い入れをより深くするために演出してあげるのは良いこと。
いい仕事をしていると思った。

話は戻って「自由学園明日館」。
ライトの作品は初めて生で見たけれど、やっぱりいいなぁ。
外から柵を握って眺めるだけでも、じゅうぶん満足な気持ちに。

屋根や窓、あらゆるところに斜線の美しさを感じました。
斜線の規則正しさが静けさに繋がっているように思えて、
その静けさが気持ちまで響いてくる。

しーん。

これは、砂漠や並木道や埠頭を見たときの感覚に近い。
ごくんと喉が鳴る。その音だけが響いてしまいそうで。

ひとけのない庭を前に、久しぶりの再会を楽しんだ友人とお喋り。
似つかわしくないくだらない話や、まじめな話まで、つい喋りすぎた。
蚊がわたしたちの足を猛攻撃してこなかったら、
夜になるまで居ちゃいそうな雰囲気だったなぁ。

皆様も、池袋にお立ち寄りの際はぜひ。
立教大学経由で行くと、ちょっとした建築ツアーになります。

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コメント

ライトの建築、私も大好きです。
というのも、私は自由学園に通っていたことがあるの。ライトの建築物を日常生活の中で感じるのは、とても刺激的でした。夏は暑いし、冬は寒いんだけどね。光の入り方が絶妙なんだよね。
今度は是非、明日館の中にも入ってみて。とってもステキなので。できれば太陽の光がキレイな日に。

投稿: naco | 2007/07/15 04:02

いいなぁ、あんなすばらしい建築物の中で過ごせていたなんて!
毎日毎日、知らず知らずに上質なものに触れていたんだね。

けど、日本の気候には合わないつくりだったんだ。
美しいものはときに、機能性が欠如しているものだね。
昨日まさに「機能性重視」というお話をしてたっけ。
その気持ちには変わりはないんだけど、
ライトのダイナミックな考え方も好き。

ぜひとも、お天気の日の真昼間から夕方にかけて、
ゆっくり散策してみる。
ハリーポッターごっこする~。

投稿: ユメギワ | 2007/07/17 12:44

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