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2007/11/20

思い出の効力

傷ついた記憶を思い出してまた傷ついたりして小雨に濡れて


生きていく上で思い出は力になる。

学生のときあれほど頑張ったんだから、
仕事だってできるはず。
あんなに励ましてもらったのだから、
今度はわたしが返す番だ。
あのときはあんな風に素直に言えなかったから、
今度はちゃんと伝えたい。
あれほど辛いことを乗り越えたんだから、
こんなことで負けるわけないじゃん。

そういう様々な力になる。

でも、たまに何かの拍子に、
傷ついたときのことを思い出して、
もう一回傷ついたりしませんか? わたしだけ?

当時のように胸にずしんと重くて、
口の中が乾いてくるような体験。

あれはどうプラスに解釈したらいいか、
一瞬悩んでしまう。
必要のない傷つき、だと思うからだ。

だけど、本当は必然なのかもしれない。
傷つく必要があって思い出すのかもしれない。

そう解釈すると「あぁそういうことか」と
納得できてしまったりする。
納得するまで考えるからだけども。

ゴールは「あのときはあんなに辛かったけど、
今は幸せだなぁ。ありがたいな」と感謝すること。

そして、傷ついて小さくなっていた自分を、
今はかわいらしく思うことができる。
あのときの自分を見捨てないでいられる。

情けない日々だったけど、
全部がこれで良かったなぁなんて思える。

それが能天気ゆえの錯覚だとしたら、
わたしは自分が能天気であることを喜ぶ。
わたしの大切な人たちも、
どうか能天気になってくれますように。 

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コメント

文字にされたものを読んでみて
あぁわかるわかる、でもイメージは喉元に
あるんだけど自分では言葉にできないっていう
感覚をすぱっと書くのがうまいなぁ。
 傷ついたときのことを思い出してもう一度傷つく回数が
増えてゆくから、大人になることが強くなることじゃないと思う
口の中が乾いてゆくって言い得て妙!

そして傷ついてる自分を感じると
気持ちも閉鎖的に頑なになってゆくのはなんでだろうね
 今傷ついてる自分の周りの人たちに能天気になってほしいって
わたしも思うわ。 関係ないかもしれないけど
「鈍感力」という本が今とても売れているのも
毎日の生活のなかで、ささいなこと、でもそれは自分にとっては
とても大きな、きしみのような出来事に傷ついている人が
たくさんいるからかもしれないね。

投稿: min | 2007/11/21 19:57

minさん、いつもありがとうございます。
やっぱり思い出して傷つくことってありますよね。

そうそう「鈍感力」ということにも通じる気がします。
「あたしはこんなことじゃ傷つかない」とか、
「傷ついたら負けだ」って強気になるのも楽しいですよね。

傷ついてしまったら、傷つけた人を悪人にしてしまうので、
できるだけこらえて、傷つく期間を短くしたいと思います。
そんな単純にとらえられるまでには時間がかかるけれど!

投稿: ユメギワ | 2007/11/22 11:54

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